看板(貸看板、屋外広告)等を設置するときに、これだけは知っておきたい基礎知識をご案内します

看板の基礎知識

24時間365日、雨の日も風の日もそこにたたずむ看板。看板をどのように利用すれば集客できるのか、効果的に利用するための基本中の基本をお載せしました。知っている人には当たり前の話ですが、意外に理解していない方が多いように感じます。是非ご一読下さい。

その一 看板の実際

 皆さんには同じに見える看板も、目的別にみると誘導看板と告知看板に別けられます。例えば、新規オープン予定のお店から依頼を受ける場合は、大体誘導を目的とした看板の設置を希望していらっしゃいます。「お店を中心に半径3K内で幹線道路沿い」なんていう風にね。
この時のポイントは、対象者に誘導地点(お店)の位置を正しく知らせ、誘導をスムーズに行える場所を選ぶことです。看板を見つけた時にお店の方向と距離を知らせることで「おっ、店に近づいているな」との安心感を与えることができるからです。当然、看板の向きは誘導地点に向かって進行方向で見える必要があります。
では告知看板の場合はどうでしょう? 誘導先がお店や会社ではない場合は、電話やインターネットにアクセスをしてもらえばよいのです。一般的には企業のイメージアップや、キャンペーンの告知などに使われており、看板面がどちらの方向(道路の上り下り)に向いているかは大して関係ないのです。告知看板の場合は、より多くの方々に見てもらえる場所、注目の高い場所が適地となります。

その二 媒体調査の実際

 看板の設置場所は、なんといっても人の目に触れるところですよね。それも大勢に見てもらえるところ。となるとやはり都会にニーズが集中します。看板の設置先は道路沿いの畑、空き地、駐車場そしてビルが主な候補地です。都会には設置スペースがそれほどないのが現実ですが、我々媒体交渉人は数少ないポイントを見つけ、その地権者を地道に探し出してお話させて頂くのです。
 あなたが地図上で誘導線を考えているとします。欲しいところに印を付けて計画を立てたとします。前述した通り、その場所には看板設置がかなわないことのほうが多いのです。「机上の計画と現場の実際」を把握した計画が必要だと思います。

その三 看板の種類

 弊社ではロードサインを「建植、壁面、屋上、その他」の4つに分類しております。一番本数が多いのが建植看板。足が地面から伸びていて、その上にパネル(広告面)が付いている形状のものです。壁面は文字通りに建物の壁に取り付けてあるもの。屋上はビルの屋上に設置されているもの。その他はそれ以外のところに設置したものです。
 例えば、同じ屋上でもフェンスに取り付けてあるものは、ビニールシート状の素材を使用した横断幕のようなものを紐で縛って取り付けます。これは短期間の使用を想定したものです。
 一般的には料金や目線の位置が「低い→建植看板・中→壁面看板・高い→屋上看板」となります。使用目的、設置現場状況と予算から最適な種類の看板を設置することが必要です。

その四 看板の料金

 看板を利用するといくらかかるでしょうか? 普通の方はそんなこと想像もつかないことと思います。そこでおおよその目安をお教えしちゃいましょう!
 看板の料金は「媒体料+製作施工費+撤去処分費」から構成されています。媒体料とは、年間の広告掲出料のことです。製作施工費は看板を作って設置する費用。そして忘れられがちなのが、終了時に発生する原状回復費用の撤去処分費です。
媒体料は更新すれば翌年も発生しますが、製作施工費は設置時の初回のみ。同じように撤去処分費は終了時のみということになります。そして実際の金額は?といいますと。媒体料は場所によって様々ですね。弊社貸看板の最多価格帯からみると、24万~36万/年(貸看板については後述します)というところでしょうか。製作施工費も同じく一様ではありません。
 例として、H1800XW3600ミリサイズの広告面を持った、足の長さ1800ミリくらいの建植看板を考えてみましょう。施工現場は特殊事情のない容易な現場ということであれば、20万前後でしょう。撤去処分費は製作施工費の1/3が目安です。
 みなさんには大した違いなんてないように見える看板も、人間に個性があるように1ヶ所ごとに異なります。ですからここでハッキリと金額を提示することは難しいのです。あくまで目安であります。

その五 貸看板と新規設置看板との違いは?

 弊社は、関東一円を中心に1000基を超える看板を管理しております。そのうち一定の割合を貸看板として広告主を募集しています。街中で「サンヨー・パブリシティー広告主募集」と表示されたロードサインを目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。媒体調査業務とならんで、実は広告スペースの賃貸し業務も行っているのです。
 この貸看板は空いていればすぐにでもご利用可能です。躯体(パネルを取り付ける鉄骨の骨組みのこと)は設置済みですから、製作施工費はパネルのみということになります。よって初期投資が低く抑えられます。
 ロードサインをご依頼の場合、ちょうど希望するエリアに貸看板の空きがあればベターなのですが、うまい具合に空きがない場合には、調査を実施して新規に看板を設置することとなるのです。なかにはこの空き情報だけを希望される方も大勢いらっしゃいます。調査と貸看板の両方をうまくご利用いただいて集客にお役立てください。

その六 看板に載せる情報って意外に難しいんです!

 さて、看板の設置が決まっていよいよ原稿を考えるときがきました。ここで最も重要なポイントはシンプルなことです。どうしてもあれもこれも表示したくなりがちです。社名、住所、連絡先、地図、商品、キャッチコピー、ついでに社長の顔写真も入れちゃえ!!ということになると、看板にしたときにごちゃごちゃと情報が多すぎるため「何が表示されていたの?」ということになります。
 通常原稿は紙に印刷したもので検討しますが、看板は遠く離れて見るものだということを意識してください。小さな文字は、目の前にある紙原稿では識別できますが、看板ではどうでしょうか?よく想像してみることが大切です。太陽の光があたれば色合いも変化します。時が経てば汚れも付着することでしょう。更に看板が設置されるまわりの風景に注意することも重要です。濃い色の壁面に同じ濃い色ベースにデザインされたパネルを取り付ければ、目立たないということになりかねません。同じように、他の看板と並んで表示される場合も気をつけたほうが良いでしょう。

 いかがでしたでしょうか? 実際に看板を設置するまでにはもうちょっと複雑な問題が存在するかと思います。看板を利用したいと考えられているのであればご連絡ください。最初はわからないことだらけだと思いますから気にしないでください。少しでもお役に立てれば嬉しいですね。